リフォーム需要動向と需要の裏にある不安とは?
投稿日:2019年9月13日 最終更新日:2019年9月12日
こんにちは!工務店集客専門のロカビーです。
2020年の市場規模は6.4兆円(矢野経済研究所)とも言われるリフォーム市場の最新の需要動向を追っていきましょう。
その後、リフォームの予算やリフォームにおける不安にも触れていきます。
工務店の集客には顧客理解が重要です。どんなことを不安に思っているのか、それを解消できれば集客にもつながってきます。
おすすめ記事:【2019年版】住宅リフォーム市場の最新推移と動向
リフォームの潜在需要
定期的に調査を行っている 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会のレポートによれば、リフォーム潜在需要は増加の傾向があります。
特に若年代層の具体的なリフォーム意向が増加しています。
前回調査は平姓28年に実施されたものなので、今回実施(平姓30年)の2年間でリフォームに対する関心が伸びているのがわかります。
空き家の問題が徐々に認識され始めていることもあって、空き家を買ってリノベーションするという方も増えています。
リフォームの予算
リフォームの予算については、戸建て・マンション共に築年数が浅い、もしくは若年代の方が予算額は高い傾向があります。
一方で、全体の予算はやや減少しています。
特に、 300 万円未満の低予算層が増えています。
※戸建て約 269 万円(前回約 292 万円)、マンション約 262 万円(前回約 265 万円)
リフォームの理由
最も多いのは「設備や機器が老朽・劣化したから、またはグレードアップしたいから」というのが多いですね。
お客さんに聞くのであれば、ここでさらに一歩踏み込んで、どういうことがきっかけでそう思うようになったのかまで把握しておきたいですね。
リフォームにおける不安
リフォームに限らず、普段買うことが少なく高価なサービスは「見積もりの相場や適正価格がわからない」という不安がつきまといます。
価格に自信があるのであれば、ホームページに「適正価格」などと記載するだけでも顧客の不安を軽減することができます。
リフォームの情報源
リフォームの情報源については、戸建て、マンションともにインターネットが多いのが特徴です。
一方で、「いつも工事を依頼している業者」や友人や知人の紹介というのも一定数あります。
以上、リフォームの需要動向とリフォームにおける予算や不安について見てきました。
少しでも顧客理解につながれば幸いです。
参照:
一般社団法人住宅リフォーム推進協議会( 住宅リフォーム潜在需要者の 意識と行動に関する調査 第 11 回 調査報告書 )
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